sam7_modeling

先日から取り掛かっているキュウちゃんコケシ。

粘土の状態が思いのほか（自分的には）上手く出来たため、
色塗りで失敗するのが恐ろしくなってきた。
昨日まで色塗るのがいやだなぁ～と渋りまくっていたんだけど、
ここに来て急に
”キュウちゃん（像）と一緒にお正月を過ごしたい！”
などとこれまた頭腐ったことを思い始め、
火が着いたように急ピッチで色塗り突入に至る。

そう、粘土の白いままってのは、絵で言うなら”鉛筆描き”相当なのだ。
鉛筆で勢いに任せてサラサラッと描いた絵ってのは得てして上手く見えるものだ。
問題は、そこから如何にして仕上げるかである。
粘土像もしかり。
仕上げなければ永遠に未完成のまま。
何もしない多だの時間の経過が単純に上達に結びつくわけではない。
失敗も重要だ。失敗したらまた作ればいいではないか。

というわけで、塗装。
広いスペースを満遍なく塗るというのが難しそうなので、
ここでこのなんだかよくわからないけど、なんか母がやってる手芸みたいなので使ってたやつ。
ステンシルだかトールペイントだかデコパージュだかのクラフト用のスポンジ（？）
（上の写真に写りこんでるやつね）で塗ることにしました。

絵の具は１２色しかないので適当に調合しながらです。
種類はアクリル絵の具のようです。
重ね塗りとか出来るのか微妙だけど。

大体がこんなカンジ

髪：イエローと白
肌：イエローオーカーと白
コート：チェリーレッド6：プラム2.5：ブラック0.5
コートのポイント：コートの色＋チョコレートブラウン2：ブラック1

そうだよ。
デジタルって色なくなるなんてことないじゃん？
だから完全に失念してたんだけど、調合した色が
途中で足りなくなって慌てたので、今後は絵の具はなるべく多めに作っておこう。

で、塗ってみたのが↓↓↓↓

O.M.G！キュウちゃんｗｗｗｗ
結構それっぽくなってきたｗｗｗｗｗ

結局スポンジだと細かい所が塗れなくて、筆一本しか持ってないんだけど。
塗った。
色が濁るといけないので、一応、薄い色⇒濃い色の順で。

結構ムラになっちゃったけど、なんていうか…
イクサバってほら、結構ｗ汚れｗｗるからｗｗｗ
…てことにしとこうぜ！
コートが少し赤黒すぎたかとも思うけど、でもまぁこんなもんだろｗｗ

あとは最後にして最大の難関。
顔だあ！！！！！
なんとかするぜ！！！！！

ずっとDVDを買おうか悩んでいたところだったので、
ここ数日は途中からとはいえ、借りに行かなくても毎日”サムライ７”が見れて幸せｗｗ
で、最終回が近づいてきてハラハラ（汗）
最後２話は心の準備が出来てから見るｗ
お医者に特に冬場は心臓負担かけんなって言われてるからｗｗｗ

いろいろと盛り上がってきたところで、
粘土で作るキュウちゃんは、
只今↓↓↓こんなカンジｗｗ

手もちゃんと付けましたｖ
腕の付け根。グルーがちょっとはみ出て黄色くなっちゃったけどｗｗ
なんかそれっぽくなってきてウキウキｗｗ
ただ、作り進むうちに～これって色塗らないといけないんだってことに気づいて。
で、お洋服の模様とか、筆で一発描きとか無理っぽい。
だってアナログ塗りしたことないし。
鉛筆だって満足に使えないのに、あんな先の柔らかいフニャフニャしたもので
真っ直ぐ線引くなんて地球が裏返ったって無理だろう。
紙の上でも無理なのに、立体なんか塗れる訳ない。
・・・と考えて、先に線彫りを施しておいた。

そういえば、話それるけど、
この間（２１日）京都宇治の平等院に行ってきたんだよ。
知人が当日朝いきなりやってきて・・・って、
おめーそういうことは前日に言えよ。
今日サイトの更新すんだよバカヤロウ。
闇に不平を垂れつつも誘惑には勝てず平等院行ったんだけど、中も拝観出来て、行ってすごい良かった。
かなり子供の頃一度見に来た記憶があるんだけど、年取って見ると有難さもひとしおなのです。

デフォルメされた中にもリアルな質感、優美にしてリズミカル艶やかなポーズ。
なだらかで美しい風をはらんだ衣の表現。
おおぉ！風の吹く向きが見えるｗｗｗ
９６０年という歳月を経てなお瑞々しい表情。厳かにして精緻。

そこで気付いた。

私は先日まで、粘土像製作の際はベルニーニの霊に呼びかけていたんだけど、
とんだ見当違いだったと思い至った。
呼びかけるべき霊は定朝だったんだよ！と。

いや、ベルニーニは偉大だ。
”偉大”という言葉が陳腐に感じられるほど偉大だ。
だけど系統が全然違ったんだよ。
眼科の名医に魚の目見てもらう人は居ないだろう。そういうことだ。
これからは定朝の霊に交信ことにするわ。

あと、抹茶イチゴ大福年中毎日一個ずつ食べたいくらい美味い。

知り合いがニードルフェルト手芸のお稽古に通ってて、なんとなく見てて簡単そう･･･
に見えて、私もキュウゾウ様ｗ のフェルトロイドを作ろうとしていたんだけど、
意外に難しいことがわかって、中断中。
舐めてた。簡単そうとか思ってすまんかった。
髪の毛＆髪型をどうしていいのかわからん！で止まったまま。

やっぱり･･･動かせるお人形は難しい。無理かも･･･と諦めかけた頃、
ふと、コケシみたいなのだったら出来るんじゃ･･･と思い始めた。

私的に最萌えポーズであるあの･･･そう！正座なら！！
カンベェさんとお揃でお雛様みたいにｗｗｗ
・・・とか思い出すと居ても立ってもいられずｗｗ

フィギュアっぽい粘土製のコケシなら、髪型も当初よりは簡単かも！
色つきの樹脂粘土なら塗らなくていいし！
いや、結構時間かかりそうだからとりあえず紙粘土で。
紙粘土なんて触るの小学校以来ｗｗ

やり方とか完成ビジュアルとかおいといて、とりあえずチャレンジだぜ！
で、やってみたのがこれ
           ↓↓↓↓↓↓

   

己の秘められていた才能に驚愕ｗｗ　がｗ　隠せｗ　なｗ　いｗｗｗｗｗｗｗ
ソゥアメージングｗｗｗｗ
ｗｗｗスミマセンｗｗチョーシ乗りましたｗｗｗ

なんか当初予定してたのと全然チガウｗｗｗ
もっと小さいカンジの、
なんていうか素朴感溢れる微笑ましい的なのを目指してたんだけど。
当初の予想を遥かに超えてｗ
意外にに上手く（？）出来てしまったｗｗ
いや、狙ってないなら逆に下手なのかもだけど。
いやいやいや、自分で言うのもなんだけど、けっこう上手くね？
絵描いてるよりよっほど上手いと思うんだけど。
スーパーナチュラルｗｗ そうこれが愛の力ｗｗ

･･･とか言うものの、私、絵描き始めた時も ↑↑ みたいなこと言ってた気がｗｗ
で、文字書き⇒漫画描きに移行したわけだが、
いざ描き始めてみると全然そんなことなかったわけだがｗｗｗ

マジで自分にこんな造形力があるとは思ってなかったｗｗ
確かに作ってる間中ベルニーニの霊に呼びかけたりしてたけど、
普段から交流ないのに、降りてきてくれるわけもなく。
だけど、もしベルニーニが降りてきてたら、
１８０cmの髪がすごいたなびいた艶かしくも筋肉隆々超リアルなキュウちゃんになってた筈（笑）

完成にはまだ遠いけど、これからコートとおてて作ります。
作ってる最中に何回か足が付け根から折れたので、
手は針金みたいなのを入れてみようかなと思う。
なんかすっごいワクワクしてきたｗｗ