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無謀にも無経験者が乏しい知識と手持ちの微妙な資料に基づき、紙粘土でフィギュアを作ろうと試みるあれやこれや。アニメー Samurai7という10年も前に終わった作品に今頃嵌り、グッズがないので自作する。という底なし沼の底辺物件。

粘土のキュウゾウ製作作戦 -その四ー

最近”サム7”の話ばかりで大変恐縮ですが、一応作りかけの粘土のキュウゾウ殿を仕上げないと、年も越せませぬ。

というわけで、先日彩色したキュウゾウこけしなのだけど、顔が最大の難関。
っていうか、鉛筆で紙に絵描くのも侭ならない私が、
”筆で顔描く”などという離れ業を成せるわけもなく。

ここは文明の利器に頼りまくり。

まずのっぺらぼうのキュウゾウ像をデジカメ撮影。

   ↓   ↓   ↓

上述の画像を下敷きにフォトショでデジタルで顔描き

   ↓   ↓   ↓

顔パーツだけをインクジェットプリンタでクリアなシールに印刷

   ↓   ↓   ↓

切り抜いたシールをキュウゾウ像に貼り付け

   ↓   ↓   ↓

 ☆ やったぜ完成! ☆  という計画を立てる。


だがしかしシール印刷の段階で問題発生。

シールのクリア面にプリントして貼り付けるだけのつもりが、
シールのクリア面はシールの離形紙部分(捨てるところ)で、
上手く説明できないんだけど、
実際に貼るのは透明のプラスチック部分を外して、
反転させないといけないという特殊なものだったのだわ。

で、反転させるとですね、シールの反対面は白い紙で…
当然、シール部分が見えない仕様なのよ。
その状態で貼り付けた後、一番上の白い紙剥がすとパーツが表れるという仕組み。

なので、貼り位置を特定するのが至難の業。

しかも限りなく左右対称が目標!

・・・ぇえ、もう、失敗しまくりましたわ。
10回は張り直したよ。
しかも一度しくじるとパーツも再起不能なのね。

しかもプリンターが悪くて特定の位置の印刷が絶対半端なく滲む。
印刷したパーツが実際には6割しか使えない(泣)

”だがしかし、ここで諦めては腐女子が廃る”と自分を鼓舞し、
なんとか完成したよww

上述以外にも、色塗ったことにより『首が長すぎる』ことに気付いて、
なんでもっと早く気付かないかな~(泣)と、無茶苦茶後悔したり。

な・・・なで肩なんだよ~(ふるえ声)と、自分を誤魔化しにかかったり、
衣装がこういうデザインなんだと考え直してみたり、
首が長いのがなんだ!短いよりいいじゃないか!と開き直ったり。
造詣的なデザインによるデフォルメである、ということにしたがったり。

でもさ、ほら、大体の場合(作品のサイズからして)上から見下ろすじゃん?

ミケランジェロのダビデ像だって頭でっかちだけど、
下から見上げた時、8頭身になるように計算されてるっていうじゃない?
私のキュウゾウ像だって、
デスクの上において自分の目の高さを考慮に入れれば、これでいいんだよ!
...と無理矢理自分を納得させにかかったり(笑)


顔をフォトショで描く段階で、
どーもイメージが固まらず、7パターンも顔を描いたり。

顔のイメージが固まらない上に、二次元 ⇒ 三次元のイメージが出来ず、
描く度に、印刷 ⇒ パーツを切り取り貼り付けシミュレート(?)下画像参照

 ↑↑↑ こんなカンジ(笑)

・・・を経て、今回はとりあえず完成。
出来上がりが↓↓↓



当初のイメージとなんとなく違うんだけど、予想してたよりは上手く出来たと思うし、
自分的にはかなり気に入ってる。
後日、ゆっくり写真撮るww

苦労して貼ったシールも、結構薄くて、
これはこれで土台に比較的馴染んでるし、
簡単に剥がれる雰囲気でもないので、作業的には思ってたのとは違うけど、
結果的には良かったと思う。

今回の失敗も次回に生かせるし。

これから他のメンバーコンプリートしたいし、
立像もやってみたいな。
いまはカンベェさんの顔を作ってるとこ。

カンベェさん顔が難しいので、
ヘイハチ殿か、シチロージ殿から作った方がいいのかな?
カツシロウ簡単そうだけど、あんまり気が乗らない。。
それならヒョーゴかコマチかアヤマロの方が作りたい!
夢wがww広がるのだwwww

 

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